令和6年9月19日(木)に「北里柴三郎記念イヤー2024」第4回顕彰講演会を熊本大学本荘北地区山崎記念館1階研修ホールにて開催しました。
第4回顕彰講演会は、熊本大学名誉教授の小野友道先生にお願いしました。
『北里柴三郎の銅像をめぐって —キンコンカン戦争のあをり- 』と題して、第2次世界大戦時下に行われた金属供出政策によって、多くの銅像が回収され、日本医師会や小国町の北里柴三郎記念館にあった北里柴三郎の銅像も同じ憂き目にあい、代わりに置かれていた石膏像を用いて改めて鋳造されたこと等をユーモアたっぷりに話していただきました。
また、明治時代から昭和初期にかけての銅像の作り方、熊本大学山崎記念館にあった山崎正董像も石膏であったため鋳造し直した経緯、東京大学にあった緒方正規像や浜田玄達像は、供出リストに挙がったものの保管されていたこと等に加えてマンスフェルトとジェーンズの写真と言われていたものが他人だったこと等、大変興味深い講演でした。ご講演終了後は、現在の医学教育についての質問が出るなど、活発な質疑応答が行われ、盛況のうちに終了しました。
なお、今回は、一般社団法人国立大学協会九州地区支部会議に共催いただきました。
ご挨拶いただきました富澤一仁熊本大学理事をはじめ、関係の皆様に厚く御礼申し上げます。
ご講演は、アーカイブ配信することとしています。
令和6年9月19日(木)に「北里柴三郎記念イヤー2024」第4回顕彰講演会を熊本大学本荘北地区山崎記念館1階研修ホールにて開催しました。
第4回顕彰講演会は、熊本大学名誉教授の小野友道先生にお願いしました。
『北里柴三郎の銅像をめぐって —キンコンカン戦争のあをり- 』と題して、第2次世界大戦時下に行われた金属供出政策によって、多くの銅像が回収され、日本医師会や小国町の北里柴三郎記念館にあった北里柴三郎の銅像も同じ憂き目にあい、代わりに置かれていた石膏像を用いて改めて鋳造されたこと等をユーモアたっぷりに話していただきました。
また、明治時代から昭和初期にかけての銅像の作り方、熊本大学山崎記念館にあった山崎正董像も石膏であったため鋳造し直した経緯、東京大学にあった緒方正規像や浜田玄達像は、供出リストに挙がったものの保管されていたこと等に加えてマンスフェルトとジェーンズの写真と言われていたものが他人だったこと等、大変興味深い講演でした。
ご講演終了後は、現在の医学教育についての質問が出るなど、活発な質疑応答が行われ、盛況のうちに終了しました。
なお、今回は、一般社団法人国立大学協会九州地区支部会議に共催いただきました。ご挨拶いただきました富澤一仁熊本大学理事をはじめ、関係の皆様に厚く御礼申し上げます。
ご講演は、アーカイブ配信することとしています。
遠藤文夫会長挨拶
富澤一仁理事挨拶
座長・菰原義弘教授
小野友道先生
講演の様子
質疑応答